2023.12.11

炭酸水のレシピと飲み方。ひと工夫で満足感あり＆ヘルシーなおすすめレシピ

身近なものだけど、実はあまりよく分からない、「炭酸」を知って活用していくための場所。

炭酸のちから

シュワシュワした刺激が心地いい炭酸水。健康的な生活を目指して、水やお茶、ジュース代わりに飲む人も多いですよね。

今回は、もっとヘルシーな毎日に近づける炭酸水の飲み方や、おいしさもすこやかさも叶えるおすすめのレシピをご紹介します。ひと手間でできる満足感のあるアイディアレシピです。

ヘルシーな毎日に導く炭酸水の飲み方

炭酸水には、満腹中枢を刺激したり、胃や腸のぜん動運動を活発にしたりする作用があります。その作用をうまく取り入れて、ヘルシー生活に導く飲み方を紹介します。

常温の炭酸水を食前にたっぷり飲んで、食欲をセーブ
食前に300ml程度の常温の炭酸水を飲むと、胃の中で炭酸ガスが気泡化し、満腹感を得られます。体重を管理したいときや、食べ過ぎを防止したいときにもおすすめです。
※冷たい炭酸水だと反対に食欲を刺激してしまうため、常温であることが大切。もし飲みづらい場合は、糖分を含まない果汁（市販のレモン果汁でもOK）などで味つけしましょう。
ビール代わりに炭酸水を飲んで、爽快感を楽しむ
カロリーや糖質を気にしてビールを控えたい方や、健康のためにもお酒の量を減らしたいと思っている方は、喉越しがいいのでキンキンに冷やした炭酸水をグイッと飲んでみましょう。ノンカロリーなので罪悪感なく飲め、ビールと同じような爽快感も味わえます。
朝の目覚めに飲んで、便秘を解消
便秘に悩んでいる人や、毎朝すっきりしたい人におすすめなのが、朝起きたらまず冷蔵庫でキンキンに（4℃程度）冷やした炭酸水を、100～150mlくらい飲むこと。4℃程度の炭酸水には炭酸ガスが高濃度で含まれているため、胃腸を刺激してぜん動運動を活発にしてくれます。ただし、炭酸水はたくさん飲むと胃の動きが弱まるので、少量飲むのがポイントです。

おいしさもすこやかさも叶える炭酸水レシピ

仕事中にひと息つきたいときや、疲れた夜のリラックスタイムに欠かせない、コーヒーや甘いドリンク。でも、カフェインや糖分がちょっと気になる…。そんなときも、炭酸水が役立ちます。いつもの飲み物をひと工夫して満足感を得ながらヘルシーに楽しむ、簡単炭酸水レシピをご紹介します。

炭酸水レシピ① 炭酸コーヒー

いつも飲んでいるコーヒーを炭酸水で割るだけの簡単レシピ。コーヒーの苦みとコクにシュワシュワした炭酸が加わって、新しい飲み心地を楽しめます。

作り方

①コーヒーを少量のお湯で作って、しっかり冷ます（市販のアイスコーヒーでも可）

②冷やした炭酸水で割る
※割合はお好みですが、筆者はコーヒー1：炭酸水1くらいがベストでした。

感想
炭酸水で割っているので、コーヒー単体で飲むよりも軽い飲み心地ですが、でも、独特の苦みはしっかり残っているので、コーヒーの充実感もそれほど薄れません。爽やかなコーヒーというか、大人っぽい炭酸水というか、今までにない不思議な味わいでした。
炭酸水の「味変」としてはもちろん「コーヒーは飲みたいけど最近飲み過ぎで胃が重たい」ときや、カフェインの摂りすぎが気になるときなどにもよさそうです。

炭酸水レシピ② ヨーグルトソーダ

市販の「のむヨーグルト」を炭酸水で割ります。お好みのフルーツを入れてもOK。

作り方

①グラスにのむヨーグルトを100ml程度入れる

②炭酸水（100ml）で割る

感想
のむヨーグルトがさっぱりした味になり、とってもおいしくいただけました。のむヨーグルト特有のとろみや甘み、のどに引っかかるような重さがなくなり、ごくごく飲めます。炭酸の効果で満腹感も得られるし、のむヨーグルト単体よりもカロリーを抑えられるので、小腹が空いたときや、ちょっとだけ甘いものを口にしたいときにもぴったりです。